校長あいさつ
猿払村立浜鬼志別小学校は、北海道最北端の村、猿払村立の小学校です。鬼志別(オニシベツ)は、アイヌ語の発音のヲニウシベツ(木の繁った川の意)、オヌシュペツ(河口が豊漁である川の意)の音に字を当ててつくられた地名です。浜鬼志別小学校は浜辺の浜鬼志別地区にある学校ということで地域の名を冠されています。地域はホタテを主とする漁業と酪農が大きな産業です。
縦割り班を基盤とした全校的な取組が、本校の教育活動の特色といえます。清掃活動、委員会活動、水泳・スキー学習等は、学校全体が1つの学級のようです。教職員は「一人一人が全ての児童の担任」という意識で、日頃の子ども達の活動を見守り、指導にあたっています。これらが小さな学校の本校だからできる強みであり、教育活動・生徒指導の推進力となっています。
2025(令和7)年度は児童数28人、特別支援学級2学級を含めた6学級でのスタートとなりました。実直で元気な浜鬼っ子がますます輝き、大きく成長するために、教職員全員がチームとなって尽力していきます。子ども達の育成には、学校だけではなく、保護者の皆様や地域の皆様のご協力が欠かせません。共に手を携え、関係する諸機関と連携しながら、未来を生きる子ども達に求められる資質「主体性(やる気)」「協働性(協力)」「継続性(根気)」の育成を軸に学校経営を進めて参ります。
猿払村立浜鬼志別小学校長 新 谷 隆